「誰よりも人気の有名人になってやる」
「誰よりもカッコよく生きてやる」
「誰よりも金持ちになってやる」
そんな夢や野望を持って生きる人間はよく聞きます。
しかしその逆、「誰よりも汚く下品に、カッコ悪く生きてやる」などという、イカれているとしか思えない信念を持つ有名人は芸人の江頭2:50くらいでしょう。
エガちゃんの信念
筆者が初めて江頭2:50を見たのは2000年頃、フジテレビ系列の『めちゃx2イケてるッ!』というバラエティ番組でした。番組の途中で現れて大声で喚き散らし、出演者に切れ散らかす。「なにこの江頭って奴、うるせーな」って程度の第一印象。しかし周りのお笑い好きな友人達はみんな彼を尊敬していたのが不思議でした。
その理由を知ったのは、あの東日本大震災のエピソードでした。災害直後、彼は借金して大量の物資を買い込み、それを2トントラックに積んで、自ら被災地へと向かいました。それだけでも敬意を表すべき行動ですが、現地に着いて物資を降ろした後、なんと名乗りもせずにそのまま去ろうとしました。しかし現地の人が「あれ?エガちゃん?」と気づいてしまい、騒ぎになりました。
後日この出来事が話題になりましたが、本人は「いや違うんだよ。ほかの芸能人はもの凄い金額で募金してるじゃない。オレはお金ないからさ。体で払ってきただけなんだよ。何日も何日もボランティアやってる奴に比べたら、全然大したことじゃないんだよね。」と取材のオファーを全て断り、感動エピソードとして報道される事を拒否しました。本人いわく「俺をいい人として報道するのは営業妨害だ!」との事。
これを知ってから筆者は「ん?なんか思ってた人と違う?」と気になり始め、この江頭2:50という芸人をチェックするようになりました。知れば知るほど自分のなかで「江頭2:50」ではなく「エガちゃん」になり、ようやく友人達が尊敬していた理由がわかりました。今となっては「品のない芸人だな」などと上っ面だけ見て上から目線で批評していた自分を恥じいるばかりです。
Youtube「エガちゃんねる」では
「死にたいって思っているお前ら。俺を見ろ!死ぬのがバカバカしくて死にたくなくなるから。99人嫌っても1人が笑ってくれたらそれで勝ちじゃねぇか!」
と熱く語っています。そもそも芸人として社会的成功を目指していません。むしろ人生に疲れた、生きるのが辛い、そんな心の疲れた人々へ向けて、身体を張った芸に全力投球しているのです。
また、仕事関係者やエガちゃんにリアルで会った事があるという証言や舞台裏の評判は、
「誰に対しても低姿勢で敬語、とても紳士的」
「営業でウチの店にも来ていたが、バイトの俺にも優しく敬語で接してくれた」
など、いい人エピソードばかり。ここまで裏表なく、悪い噂を聞かない芸能人も珍しいです。偽善者ならぬ偽悪者です。
死にたくなったら、俺を見ろ!
老いも若きも、生きていると苦しいことや辛いことも多くあります。そんな時、エガちゃんに心を癒される人は多いのではないでしょうか。気がつけば筆者もそんな1人になっていました。エガちゃんのことをよく知らないという人は、ぜひYoutubeのエガちゃんねるを観てほしいです。
外部リンク: エガちゃんねる EGA-CHANNEL


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